ICT

SGRAPA(スグラパ)でヒストグラムや箱ひげ図をつくろう

中学1年や2年の数学でヒストグラムや箱ひげ図を作ることになります。内容をしっかりと理解していれば簡単に書くことができると思いますが、正進社の「SGRAPA(スグラパ)」というブラウザアプリを使うと簡単に書くことができるので、今回はスグラパを紹介します。

学びのユニバーサルデザインの視点で、先生が使うことを目標にしているのではなく、生徒が自分の学習を舵取りできるようにSGRAPAを使えるようになってほしいと考えています。中学生がスグラパでヒストグラムや箱ひげ図を簡単に作成し、データの活用や分析に利用できるになったらいいですよね。

Excelやスプレッドシートのデータを利用できる

ExcelやGoogleスプレッドシートのデータをコピペするだけでスグラパで再利用できます。自分でデータの活用や分析をするときにも簡単に利用できますし、データを整理してプレゼン資料に利用することもできます。

中学1年で習う度数分布表やヒストグラムを簡単に作成できる

中学1年生で習う「度数分布表」や「ヒストグラム」を簡単に作成できます。ほぼボタン1つで出来るので、Excelやスプレッドシードで度数分布表やヒストグラムを作るより簡単です。度数分布表やヒストグラムに特化しているだけのことはあります。

中学2年で習う箱ひげ図が簡単に作成できる

中学2年生で習う「箱ひげ図」を簡単に作成できます。こちらもボタン1つで出来ます。スプレッドシートやExcelでも箱ひげ図っぽいのが書けますが、スグラパの方が簡単できれいに作ることができます。

Excelの箱ひげ図を作ることができますが、平均値を入れるのに、相当苦労します。しかし、スグラパではチェックボックスにチェックするだけで表示ができます。ちなみに、スプレッドシートでは平均値は表示することができません。だから、スグラパを使うのがいいと思います。

相対度数を追加したり、階級の幅をラクに変更できる

箱ひげ図の平均値と同様に、階級の幅を簡単に変えることができますし、相対度数や累積相対度数もチェックボックスにチェックするだけで簡単に表示することができます。

図や表をダウンロードできる

自分で作成した度数分布表やヒストグラム、箱ひげ図もボタン1つでダウンロードでき、それもPNG形式なので、Googleドキュメントやオクリンクなどでも再利用できて、便利です。先生が授業用に使ってもいいですが、生徒が自分のレポート作成に利用したりするのがいいと思いました。

上記の画像が実際にダウンロードしたPNGの画像データになります。2次利用しやすくし、見やすくていいです。

 

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  • この記事を書いた人

おかずさん

UDLを学び、このような考え方が広がっていってほしい。UDLを実践して数年が経ちますが、こどもたちが成長している姿で、もっと頑張ろうという思いです。三児の父親で教育関係の仕事をしています。

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